料理が壊滅的にマズイ

ええい、どうしてこう…夫 帰り遅いわけ!!「何をお怒りになられてますの?」あ、第二殿。これは醜態を無礼お許し願う次第。

「構いませんわ。でも第三様にしては珍しく、ご立腹のご様子。気になったわ」いえ、こうも夫 帰り遅いと、愚痴も垂れたくなるもの。

本日は私が食事当番というに、何時も何時も、自分担当日は戻る。虐めでしょうか。「其れは、仕方ないかと」何が仕方なき事です?理由を知っておられる?

「ええと、その…言難き事ですわ」構いません!このまま三位階層から落ちるなら、お頼み申す。

「ふぅ…では、はっきり申し上げますれば、貴方が作る料理が壊滅的にマズ、いえ、独特だからですわ」ガーン、まずいとは…。

「ちょ、泣かないで!別にそれで、夫 帰り遅いとかじゃないわよ多分!」どおりで。「まぁ落ち込まず、私は貴女の料理好よ、ええ」

まこと?「嘘はありません。ね、好きな人も存在する、だから元気出せ」夫 帰り遅いは、私に大きく原因が…。